お葬式のお手伝いは遺族の代理という自覚が大切

ビジネス上の取引先に不幸があったとか、小さな集落でお年寄りが亡くなって身寄りが少ないというような場合に、会社の指示で従業員がお葬式のお手伝いを指示されたり、集落の若い人が地域の重鎮に世話係を依頼されることはよくあります。

お葬式のお手伝いは主に受付係、会計係、接待や台所係、案内係です。受付係は会葬者が最初にお葬式の会場で訪れる場ですから、丁寧な言葉遣いを心がけ、お葬式が行われる会場の場所やお葬式の開始時間などといったよくある質問はあらかじめ想定しておき、明確に受け答えできるようにしておくことが必要です。会計係は、受付係から受け取った会葬者の香典をしっかり管理します。香典は現金を扱います。お葬式で会計係をおおせつかったら、香典は現金であるという緊張感をもってつとめます。

接待や台所係は仏教であれば寺の僧侶、会葬者や関係者らに食事やお茶などの世話をする係ですが、荘厳でしめやかなお葬式の雰囲気を壊さないように、慌ただしい感じで動き回らず、周囲をよく観察して手際よく応対することが大切です。女性の役割と思われがちですが、現代では性別は関係ありません。お湯がたっぷり入った重たいポットや、大きな手荷物の運搬など力仕事は男性が率先してやるのが現在では当たり前の風景です。

万一不測の事態が起きた場合は、勝手に判断して解決しようとせず、お葬式の責任者である喪主に事実を報告し、具体的な応対は葬儀社のスタッフと連携することが大事です。